2015.07.04
腰痛の原因
今日は、腰痛について少し書かさせていただきます。 悩まれている方も多いと思いますし、梅雨が明ければ本格的なレジャー期間になりますので、今の内にとしっかりと対処をしておくことが、レジャーを楽しむために必要ではないかと考えています。 腰痛と言っても原因はいろいろで、病院で診ていただいても実際何か問題のある可能性は、全体の2割ほどとも言われています 8-O レントゲンやMRIで異常のある方、また何か疾患があり腰痛が発生しているケースのことを指しているのですが、多くの方はこれらに何も異常がなく、筋肉の影響を受け腰痛となっている方がほとんどです。 筋肉の影響といっても、背筋(背骨の横の筋肉)が硬くなっていて、腰痛になっているわけではなく、他に硬くなっている筋肉があり、背骨に負担をかけている結果、背筋が硬くなってしまっているのです。 では、他の筋肉とはどこを意味しているかと言うと、大腿(もも)の筋肉が影響を及ぼしていることが多いです。 大腿(もも)の筋肉が硬くなり、骨盤の動きを止めてしまいます。 それにより動きを背骨で代償するしかなくなり、背筋が硬くなってしますのです( ..)φメモメモ 腰痛の分類として、「前に曲げるのが痛いのか」、「後ろに反るのが痛いのか」によって区分分けをすることがあります。 前に曲げることと、後ろに反ることでは原因の筋肉が真逆のため、どちらが原因なのかを把握しなければなりません。 時折、混合している方や、動かすことによる痛みが強くどちらも痛い方もありますが、しっかり評価させていただく中で、硬さの強い方、痛みの誘発が強い方を見極めていきます。 前に曲げるのがつらい方は、骨盤が前に倒れるのを止めてしまっている可能性があり、臀筋群(おしりの筋肉)や、大腿(もも)の後ろの筋肉が影響を及ぼしています。 後ろに反ることがつらい方は、骨盤が後方に倒れるのを制限しているため、大腿(もも)の前側の筋肉や、骨盤の前側についている筋肉の影響が強いことが示唆できます。 当院の考え方として、大腿(もも)の筋肉が腰痛の引き金と考えております。 腰と一緒に足につらさを感じてみえる方、足が原因で腰痛になっているかもしれません。 原因をはっきりとさせ、より活発に生活できるようお身体を調整していきましょう!!