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こむら返り | 症状

こむら返り

おはようございます。 お盆もあっという間に過ぎてしまいました。 昨日は当院定休日でしたが、昨日からお仕事という方もお見えだた思います。 また今日がお盆明けの仕事始めになる方々も多いのではないでしょうか。 お休みから一気に現実に戻りましたが、また今日から精一杯お仕事頑張りましょう‼ 日中はまだまだ暑いです。 熱帯夜に近い気温が夜も続きます。 寝ていてこむら返りにあうということが起こりえます。 寝ている間に汗をかき、循環が悪くなって引き起こされるということもありますが、ふくらはぎの筋肉が冷やされることにより硬くなり、寝返りの際などに上手く筋収縮ができずに、こむら返りが引き起こされてしまいます。 よく動いた日などは、もともと筋肉が硬くなっている可能性も高く、そこに夜中の冷房の風により冷やされて、起きてしまうことが考えられます。 硬くなった筋肉をほぐしていくこと、血流をよくし老廃物の除去を早めること。 こむら返りに起こさないためにも、この2つが重要になります。 こむら返りは、ふくらはぎの筋肉の下腿三頭筋という筋肉が引きつっていることになり、この筋肉はアキレス腱となり、踵に付着します。 ふくらはぎにあるツボは多いですが、当院でよく使うツボは、「束骨」(ソッコツ)というツボです。 足の甲の小指の出っ張った骨のところにあるツボです。 ふくらはぎを通る膀胱経に属し、足首を曲げたり・伸ばしたりするときに反応が強く出ると考えています。 お盆の間は日ごろと違った疲れ方をしていることもあります。 立ちっぱなしが続いたなど、足の疲れを感じることも多かったと思います。 脚に疲れを感じたときには、束骨をいた気持ちいいくらいの強さで押してみてください。 お盆の疲れを残さないようにすることで、体調も良くなります。 まだまだ暑い日も続きますので、体調管理しっかりとしていきましょう‼

膝の痛み 伸びきらない | 症状

膝の痛み 伸びきらない

こんにちは。 今日は暑い日になりました。 夏休みということもあり、土日になるとお出かけになる方も多いと思います。 その日の夜や、次の日に膝が痛いなんてことはないでしょうか? ご高齢の方、特に女性の方はすでに膝の関節が変形している可能性もありますので、痛みが出てしまうこともあります。 40代でも早ければ変形の可能性はあるのですが、そこまで大きく変形は入っていないと思います。 ではなぜ痛みが出てしまうのか? 当院では関節の動きの低下と考えています。 本来の関節の持つ動きが十二分にできていればおそらく痛みが出ないと考えます。 大きな力が加わったりしてしまえば別ですが、関節の動きが悪いために、炎症を起こしてしまい痛みがでるととらえています。 日ごろから運動をしていないと、滑液の出が悪くなります。 また筋力も低下しているかもしれません。 そして関節の動きが悪くなります。 動きが悪いまま動かすことにより、周囲の筋肉などの負担は大きくなっていきます。 この状態で動かし続けることにより痛みが出てしまうのです。 特に日ごろから膝が伸びきらないという方は、動きの制限が加わってきている方になります。 痛みがあり伸びきらないという方も、痛みがなくても伸びきらないという方でも、同じと考えています。 当院では膝に痛みのある方は、膝にひねりが入っていないかどうか確認させていただいております。 わずかではありますが、膝にも捻りの動きがあります。 痛みが出ないように無意識のうちにひねっていることが多く、結果痛みを出してしまったり、膝の変形を早めてしまいます。 このひねりを取り除くことにより、スムーズな動きができ痛みの改善につなげています。 正常な位置で関節がかみ合い、動きがスムーズに行えることが膝の痛みをとっていくうえで、また予防していくうえで必要なことです。 来週からお盆に入り、歩くことや立っていることが増えるタイミングになります。 膝の痛みでせっかくの楽しいことが楽しめなくならないように注意していきましょう‼  

群発性頭痛 | 症状

群発性頭痛

おはようございます。 昨日の夜から雨でしたが今は何とか上がってくれています。 梅雨入りも間近ですので、これからは天気のすぐれない日も増えていくかもしれませんね。 さてこんな時は頭痛のする方もいらっしゃいます。 緊張性頭痛、拡張型頭痛と2つのことについては以前このブログの場で書かさせていただきました。 (雨の日の頭痛、緊張性頭痛をご参照ください) あまり知られていないもので、群発性頭痛と言うものがあるのは皆さんご存知でしょうか? この群発性頭痛、頭痛の中でも特に痛みの強いものと言われており、一度頭痛が始まると、目の周りから側頭部にかけて錐で刺されたような痛みや目の奥がえぐられるような痛みがあるとされています。 15分から長いと3時間ほど頭痛が続き、あまりの痛みの強さに動き回ったりしていないと痛みに耐えれない方が多いようです。 片頭痛などでしたらじっとしていてもまだ耐えることができると思いますが、痛みが強すぎてじっとしていることが苦痛になるようです。 若い男性に多いのも特徴で、20代から40代の男性に一番多く見られるものになります。 「群発」という名前の通り、集中して起こると言う特徴も持っています。 ある期間毎日のように決まった時間に頭痛が起き、その期間を「群発期」と言います。 群発期は1~2カ月ほどで、毎日耐えられないくらいの強い痛みが同じ時間に起きる、本当につらい頭痛になります。 群発期を乗り切れば頭痛が治まりますが、また何かのきっかけで頭痛が出始めることもあります。 また起きてしまうと群発期が過ぎるまで、毎日頭痛に悩まされることになりますので精神的にもつらい頭痛となってくると思います。 特にお酒との関連が言われており、群発期には飲酒により頭痛を引き起こすことが多いようです。 原因としては、頭の血管拡張が言われており、拡張型の頭痛と近いです。 異なる点としては、目の奥に強い痛みがあり、目の奥を通る血管が拡張し炎症を起こして頭痛につながっていると考えられています。 目の奥の血管の拡張ですので、頭痛発生時に目の痛みと目の充血や、涙などの目の症状が伴う方は可能性の高い方になります。 まだまだ知られておらず、実際に診断される方も少ない頭痛ですが、特に痛みの強い頭痛ですので、毎日同じ時間に我慢できないくらい強い頭痛が出る方は、目の状態を良くすることで目の奥の血管の拡張を防げるかもしれません。 頭痛を防ぐために目を休ませ、頭痛を改善していきましょう。

成長痛 踵骨骨端症 | 症状

成長痛 踵骨骨端症

おほとうございます。 昼中は暑く、朝と晩だけまだ肌寒い時がありますね。 薄着でいると喉や鼻の調子が悪くすることもありますので、しっかりと調整できるようにしていきましょう!! さて成長痛のことがあまり書けていませんでしたので、今日は成長痛で多い踵(かかと)の骨のことについて書いていきたいと思います。 踵の骨は荷重が強くかかるため、骨の周りに脂肪組織がついており、衝撃などから守られるようになっています。 また踵の骨にはアキレス腱や足の裏の筋膜・腱膜がついています。 足の裏の痛みと言うと足底筋膜炎などで、土踏まずのところに痛みがある方などもお見えです。 成長痛は筋肉が硬くなり、骨についている部分を引っ張ってしまうことにより炎症を起こし痛みが出るケースが多いことは以前書かさせていただきました。 踵の場合もそうで、先ほども書いた足底筋膜やアキレス腱に移行するふくらはぎの筋肉の影響を受けて痛みが出ます。 病院では踵骨骨端症(ショウコツコッタンショウ)という診断名になるかと思います。 また、シーバー病、セーバー病とも言われており、すべて成長期における踵の痛みをさします。 踵の骨の骨化(骨の形成は)、男子で7~8歳、女子では5~7歳ごろに始まり、15~16歳ころに骨として形成されます。 中学生ころに運動により、ふくらはぎ・足底の筋肉に負担がかかっていると起きやすくなります。 スパイクなど靴の問題も関与しており、踵の骨に繰り返し衝撃がかかることも、踵の痛みを誘発する原因とされています。 以前子供の浮き指のことについても書きましたが、重心が後ろにあると踵が地面に当たりやすくなり、衝撃が増え起こしやすくなってしまいます。 正しく荷重ができるようにすること、踵に付着する筋肉・筋膜・腱膜のいい状態を保つことで、痛みの軽減、発症予防につながると考えています。 痛みの程度にもよりますが、強い痛みですと、歩行で踵をつくことさえできないケースもあります。 運動をしっかりと行っている子ほど痛みを引き起こしやすいですし、我慢してしまうこともあります。 足は身体の一番下にあり、土台の場所です。 土台をしっかりさせることで、膝や腰の負担を少なくすることもできます。 気になる方はお気軽にご連絡くださいませ。

春のイライラ予防 | 症状

春のイライラ予防

おはようございます。 朝から温かく、いい陽気です。 気分よく一日がスタートできますね(^^)v さて4月と言えば、ここのところ言われていることに「麻疹」があることは皆さんご存知でしょうか? 10年ほど前に感染の拡大がニュースでも取り上げられていましたが、その後も麻疹の発生件数がこの4月を中心に増えていると言われています。 小さいお子さんのかかる病気と思われがちですが、予防接種の手薄の時代があったため、大人の発生件数が多くなっています。 また4月は環境が新しくなる時期ですので、菌やウイルスと接触する機会が増えると言われています。 もちろん免疫がある方はかかりにくいので、菌やウイルスと接触してもかかることはないのですが、疲労や予防接種の不足により免疫が弱くなっているとかかってしまう可能性が出てきてしまいます。 そこで、ご自身の免疫がしっかり働いているかどうか、チェックしていく必要があると思います。 血液検査ごもっとも適していると思いますが、病院にいかなりればなりません。 免疫がしっかりしているかどうかのチェックのためだけに行くのも時間がかかると思いますので、まずはご自身でしっかりと管理をされることがいいのではないかと考えています。 そこで大事なのが、疲労度とイライラなのではないかと思います。 免疫は自律神経の働きにより調整されていますので、自律神経が乱れると免疫の働きもうまく機能しなくなってしまいます。 自律神経の状態を数値化することはなかなか難しいことですので、ご自身の体調がいいことが、免疫がしっかりと働いてくれる土台となってきます。 身体が疲れている、ここのところイライラすると言う方はお身体を休ませることや、気分転換などで体調管理をしっかりと行いましょう!! 普段何気なくしていると、なかなか気づきにくいことでも、気にすることで変化に気づくことができるかもしれません。 そこで今日はイライラに効くツボをご紹介させていただきます。 神門(シンモン) 手首のシワの小指側の端に位置しています。 東洋医学では精神活動は「心」が行っていると考えています。 その心経に属するツボで、気持ちを落ち着かせてくれるとされているツボです。 中衝(チュウショウ) 中指のつめの生え際、薬指側にあるツボです。 心と相関関係を持つ心包経(シンポウケイ)に属するツボで、心の働きを助けてくれます。 1~2分ほどじんわりと押さえてあげることで、気持ちを落ち着いてくると思います。 どちらも手にあるツボですので、座りながらや少しの空き時間があれば押せるツボです。 イライラが出てきたときや、緊張を強く感じるとき、気分を変えたい時などに押してみて下さい。 自律神経を安定させ、免疫を高め、病気に負けないようにしましょう!!

春に頭がボーっとする | 症状

春に頭がボーっとする

こんにちは。 今日も温かくいい陽気です。 球春、甲子園で毎日熱戦が行われていますので、天候がいいことはいいことですね。 春で温かくなり眠気が出てしまうなんて方も増えてきているのではないでしょうか? 頭がさえず、ボーっとしていしまうのが春かもしれません。 これは東洋医学的には気が上に上がってしまうためと考えられています。 春は温かくなり陽の気が多くなります。 陽の気は活発な性質のために上へ上へと上がっていきます。 人の身体で一番上にあるのが頭ですので、上がってきた気が頭に集中すると、気が多くなり頭がボーっとすると考えられています。 簡単に言ってしまえば、軽いのぼせの状態になっていると言うことになります。 のぼせは本来身体が熱を持ちすぎた時に起こりますが、この時期は温かくなり体温調整の仕方が変わる時期のため、放熱がうまくできないと頭に気が上ってしまいます。 そこで、この頃頭がボーっとする、またすっきりとしないと言う方にお勧めのツボをご紹介いたします!! まずは百会(ヒャクエ) 頭の一番高いところにあるツボです。 正確には両方の耳の一番高いところ同士を結んだ線と、お身体の中心を通る正中線が交わるところに取ります。 先ほども言ったように気が上へと上がっていきます。 頭に溜まった余分な気を取り除き、すっきりとさせてくれると考えています。 次に曲泉(キョクセン) 曲泉は関係に属し、脚にあるツボです。 気が上に登りすぎないように脚に気を向けることで、のぼせを抑えることができると考えています。 場所は膝の内側、膝を曲げた時にできる関節のしわの端に取ります。 もうひとつが天井(テンセイ) 肘の後ろ側、肘の骨の上に取ります。 聞き馴染みの無いことですが、東洋医学では三焦(サンショウ)と言う考え方があります。 内臓を上・中・下に分けるものになりますが、現代的に考えれば無いものとなってしまいますし、中医学でも統一見解はいまだ得られていないものですので、ここでの説明は省かせていただきます。 その三焦の経絡に属するツボで、上に気が上ることを抑えてくれます。 3つの経穴(ツボ)ともに、痛すぎない程度で押さえて下さい。 特に天井は、肩こりにも有効なツボですので、頭がボーっとすることと肩のこりの自覚がある方は天井を押してみて下さい。 肩コリにより頭がボーっとすることもありますが、肩こり自体も気が上に上がりすぎることで引き起こされてしまうものです。 気が上に上がりすぎないように、気を落ち着かせることとともに、うまくツボを使って肩・頭の症状を抑えましょう!! ツボの使い方は様々です。 今日紹介させていただいたツボが、全てではありませんのでご自身に合ったツボを知りたいと言う方はお気軽にご連絡ください。

緊張性頭痛 | 症状

緊張性頭痛

おはようございます。 今日が24日ですので今月も残り1週間となりました。 年度替わりの節目を迎えます。 特にこれと言って当院には変わりはないのですが、皆さんは分かれ・出会いの季節ですので新しいスタートの時期になると思います。 そこで、緊張したり、不安な気持ちがあると出やすいのが頭痛だったりします。 緊張性の頭痛で、ストレスを感じているときなどに出やすいのですが、デスクワークなど同じ姿勢が続くことなども要因と言われています。 ストレスを感じたり、同じ姿勢が続くことにより、血管が収縮し筋肉の緊張をもたらします。 頚や肩の筋肉が硬くなると、つながっている後頭部の筋肉や頭部の筋膜と言われるところも硬さが出て頭が締めつけられるような感覚になります。 これが緊張性頭痛と言われるものです。 頭全体が締めつけられるのが片頭痛と違うところになります。 片頭痛の場合は血管が拡張して引き起こされる頭痛ですので、拍動に伴うズキン・ズキンとした痛み方をします。 また頭全体ではなく、一部分的な痛みの出方をすると言われています。 緊張性頭痛はもともと肩こりの方に多かったりしていたものですが、パソコンが当たり前になり、年齢・性別問わずに起こりえるものとなってきています。 もちろん肩こりのひどい方ほどなりやすかったり、筋肉量の少ない女性がなりやすい傾向にもあります。 睡眠不足なども要因と言われていますので、環境の変わる時ほどしっかりとした睡眠や気分転換を心がけましょう!! 精神的なストレスもお身体の調子を整えてあげることで、副交感神経優位の状態となり、落ち着かせることができると考えています!! 『健全なる精神は健全なる身体に宿る』ではないですが、お身体の調子がいいことが、気持ちの面でもいい状態になるためにも必要なのではないでしょうか。 頭痛が出るとやる気も起きなくなります。 様々な不安もあり、ストレスは感じてしまいます。 頭痛だけではなく、気持ちが下を向かないように、まずはお身体の調子を整えていきましょう!!

目のかゆみ対策 | 症状

目のかゆみ対策

おはようございます。 今日は朝から温かい日です。 昨日も温かく、昼間などは屋外の方が温かく、過ごしやすいように思えました。 おそらく花粉もかなり飛散していると思われますので、花粉症の方は過ごしにくい時期となっていると思います(;一_一) 以前鼻についてのことは書かさせていただきましたので、今日は『目』について、特に目のかゆみについて書かさせていただきます。 花粉などのアレルギー物質が眼球に付着すると、涙がでます。 異物の処理のためどうしても起きてしまうことですが、常にかゆみが引き起こされてしまうと、目をこすってしまいます。 眼球は非常に弱い組織ですので、こすることにより角膜に傷がついてしまうかもしれません。 できればこすらずに済むことがいいと思います。 また、充血もしてきてしまうと、目が腫れぼったくなってしまう感じも出ます。 そんな方にお勧めのツボを2穴、ご紹介させていただきます。 まずは、承泣(ショウキュウ) 目の真下にあるツボで、目の充血に効果があるとされているツボです。 また数ミリほどの違いで承泣の下に、四白(シハク)と言うツボもあります。 四白も充血に効果の期待できるツボですので、目の真下を軽く刺激してあげることにより、眼精疲労もとれ、目の症状が落ち着いてくれると思います。 次に合谷(ゴウコク) これは有名なツボですね!! 手の甲、親指と人差し指の間に取ります。 顔の症状の常用穴として多く使われていますし、肩こりなど他の症状にも広く用いられています。 花粉症は鼻と目ですので、お顔に効果のあるツボを使うことにより、両方に作用すると考えています。 また先日紹介させていただいた、鼻に対するツボも用いることにより、目と鼻両方とも症状を落ち着かせることができるかもしれません。 これからますます温かくなることにより、より多く花粉が飛散するかもしれません。 どの花粉によりアレルギー反応が出るかによっては、春ではなく秋に花粉症の症状が出られる方もいらっしゃいます。 もしかすると冬以外は花粉症という、多くの物質で花粉症が出ている方もいるかもしれません。 うまくツボを用いて、花粉症を落ち着かせていきましょう!! また今回ご紹介していないツボももちろんあります。 気になられている方はお気軽にご相談ください。

運動と鍼灸 | 症状

運動と鍼灸

おはようございます。 昨日は午前中、外に出ておりご迷惑をおかけいたしました。 各務原シティマラソンにて、コンディショニングのブースを他の先生方と出させていただき、参加者・サポーターの皆様にご利用していただきました。 運動前のアップのため、運動後のお身体のケア・疲労の除去のために、マッサージ・テーピング・ストレッチ・鍼灸などご要望に応じながら対応させていただきました。 参加者の方が3000人と市民ランナーの方が本当に多くなってきているのを感じましたし、どこかに痛みが出てしまう方もやはりお見えになってしまうのが現状と言うことも再確認させていただきました。 コンディショニングブースですので時間も限られていますし、参加者さんのお身体を変えすぎてはいけませんので、できることや行えることに制限がある中でしたので、ベストの状態を作り出すことまではできなかったのが残念ですが、鍼灸やマッサージの有効性や活用法について知っていただくいい機会になったかもしれないと思います。 来年も行うと幹事の先生がおっしゃって見えましたので、気が早い話ですが、参加者様・サポーターの方に多くご利用していただきたいと思います。 さて、今回参加させていただき感じたことを1つ。 運動後のケアを早期に行うことで疲労回復を高める効果があります。 今回はマラソンでしたので、走り終わった後動きをすぐに止めない事で、血流の維持ができます。 またすぐに動きを止めてしまうことで心臓への負荷が高まると言うことも言われていますので、できるかぎり早くダウンをしていただくことで、次の日の疲れ方に違いが出てきます。 会場の関係なのか、お一人お一人の終了時間が違うことの影響もあるためにそう感じただけかもしれませんが、ダウンを行われている方が少ないように思えました。 運動により筋肉に疲労物質が溜まります。 疲労物質を取り除くには、有酸素系の仕組みを働かせ、細胞内に置いてエネルギーの供給を行うことが必要になります。 もちろんダウンで全ての疲労をとることは難しいです。 そこで筋肉をいい状態に戻してあげる、血流を再度高めるために、マッサージや鍼灸は有効な手段になってくると思います。 運動後は繰り返しの筋収縮により、筋肉に傷がつき微細な炎症もこっている可能性があります。 筋肉の回復をおこなうにも血流が必要で、たんぱく質を筋細胞に届けなければ再生してくれません。 運動後のケアをしっかりと行い、疲労を次の日に残さないように、またお身体を痛めないようにしていきましょう!!

成長痛 オスグット | 症状

成長痛 オスグット

おはようございます。 今日は桃の節句です。 僕の家は男ばかりで、雛祭りとは縁がない環境にいますので、あまりお祝いと言う感じはないのですが、五節句のひとつです。 長寿や厄払いの意味が本来ですが、まあいろいろと変わってきているようですので、女の子の健やかな成長を願う日と言うのが今の風潮でしょうか。 子供の成長と言うことで、今日は成長痛の続きを書いていきたいと思います。 前回はとてもわかりにくいものになってしまいましたので、今日は成長痛で最も一般的なオスグットについて前回の補足等もしつつ書いていきます。 まずオスグットとは、膝の下の骨のところが痛むものです。 これは多くのかたがご存知のことだと思います。 この痛むところが、脛骨粗面(ケイコツソメン)といい、ももの前側の筋肉の大腿四頭筋の付着部になります。 前回も書かさせていただきましたが、骨の成長段階でまだ骨化していないところに繰り返し筋肉の収縮による牽引力が加わることにより、成長痛は発生してきます。 その中でもこのオスグットが多い理由は、脛骨祖面が脛骨の骨幹端部にあたり、骨化するのが骨の中でも遅い場所になるため発症の頻度が高いものになります。 ※骨幹端部(コッカンタンブ) ・・骨の中央と両端の間に存在する縦方向に骨が成長する場所のこと 成長段階においては軟骨成分が主 人によっては20歳を過ぎても骨化していない事があってもおかしくないところです。 大腿四頭筋は膝を伸ばす時に収縮する筋肉であり、走ることでも使っている筋肉ですが、ジャンプの動作は体重の何倍もの力発揮をしますので、バスケ・バレーをやっている選手などはだいたいの方が発症してしまうことになっていると思います。 大きな力を繰り返し発揮するために、牽引力も反復して加わってしまいますし、筋疲労もでることで筋肉の柔軟性が落ちて筋肉自体が硬くなると、より牽引力を強めてしまいます。 もちろん指導者の方もご理解していることですので、大腿四頭筋のストレッチの指導などは取り入れられていますし、皆さん行われていると思います。 筋肉自体もまだ発達段階のために反復する負荷に身体がついていかない事も考えられます。 また、大腿四頭筋のストレッチをしてもなかなか良くならないこともあります。 その場合、後面のハムストリングスの硬さが影響していることも考えられます。 ハードに練習を行うためにはそれだけのコンディショニングが必要になってきますので、しっかりと身体のケアを行うと同時に、身体の知識を身につけていくことで、より質の高いコンディショニングができるのではないかと考えています。 特に進学に伴い環境が変わる時期は、身体を痛めることも可能性も高くなります。 身体のことをしっかりと判断し、お身体を痛めないようにしましょう!!

春のだるさ対策 | 症状

春のだるさ対策

おはようござます。 昨日は温かく感じられる春の陽気でした。 今日はガラッと変わり気温が下がっています。 今週は気温が上がりませんので、寒い日が続くことになります。 風邪をひかないように体調管理気をつけましょう!! 少し早いですが、今日は春の健康対策として食事の面から考えていこうと思います。 『医食同源』と言う言葉もあり、食事に気を使うことはお身体に取り非常に重要なことです。 季節ごとに合わせた食事を取り入れていくことで、体調管理もしやすくなりますのでご参考にしていただければと思います。 まず春によく出る症状として言われていることが、「だるさ」です。 昨日から今日のように気温差がでること、寒気の入ってくるタイミングで気圧がさがること、日照時間によるお身体の疲れなどが言われており、意外と春はだるさが出てしまう季節になります。 そこで気をつけなければいけないのが、自律神経の調整となってきます。 特に日照時間が長くなると言うことは、身体の代謝も上がり、エネルギーを消費していることになります。 気温が上がり、温かい日もお身体の働きが上がりますので同じことが言えます。 身体がエネルギーを消費しようとする。 冬は蓄えを作ろうとしますので、エネルギー源は蓄えられているはずですが、燃やす働きを助けてくれる物質がなければしっかりとエネルギーを作り出すことができません。 そのため、身体はエネルギーを必要としていても、うまく作り出せないためにだるさがでてしまうとも考えられています。 ですので春は、代謝を助けてくれるビタミンやミネラルをしっかりと摂取していくことが重要になってきます。 春に眠気を感じる方は、ビタミンB1の不足による脳のブトウ糖の低下が原因かもしれません。 また春に旬を迎えるものを摂取したほうが栄養価が高いため、効果的にビタミン類を取ることができます。 そこでお勧めなのが豆類です。 大豆ではなく、そら豆やえんどうまめが春に旬を迎える食材になります。 まだ2月ですので少し早いですが、しっかりとビタミン類を摂取していくことで、春の体調がよくなってくれるかもしれません。 インフルエンザも遅がけに流行っていたりもします。 免疫を高めるためにもビタミンは必要ですので、食事に気を使っていきましょう!!

成長痛 骨の成長 | 症状

成長痛 骨の成長

こんにちは 温かそうであまり温かくない日になりました。 日差しがあるのは助かりますので、お休みにどこかお出かけされるにはいい陽気かもしれないですね(^^♪ さて今日は気分を変えて、成長痛について少し書かさせていただきます。 強いお身体にするには、運動が必須です。 ですがやりすぎてしまうと、お身体を壊すことになりかねません。 中学、高校と運動部でハードに練習しているとどこかに痛みを覚えると言うことはあります。 特に骨の成長期である時期ではまだ筋肉が出来上がっていなかったり、骨も成長するために柔らかい部分があります。 筋肉が運動負荷に耐えられない事や、骨の付着部にストレスがかかり痛みが出るなんてことも言い方はよくないことですが、よくあることになってしまいます。 そこでまず知っていただきたいのは、骨の出来上がる時期です。 骨の完成を待っていては、神経の発達の著しい時期に運動神経を高めることができなくなってしまいます。 その時期その時期に合うことを行うことで運動能力の高まり方が違います。 ですが、それしか行わないと言うことはできません。 トータル的に身体能力を高めるために骨の出来上がる時期と知り、怪我を少なくしていきましょう!! 余談ですが神経の発達の著しい時期は6歳ころまでです。 そして10歳ころにはほぼ完成してしまいますので、1つの目安として小学生低学年と言うことになります。 では骨の成長の時期についてですが、これは部位によりかなり差があります。 部位と言うのは、お身体の部位でもありますし、骨の部位でもあります。 成長痛と怪我と関連の深いところを書かさせていただきますが、分かりずらい所も出てくると思います。 文面でのご説明になりますので、ご容赦くださいませm(__)m まず骨の成長の大前提として、おおまかには胎児期に作られますが、骨の両端は成長段階において軟骨であると言うことです。 そして骨化点と言う部分的に骨となるところができてきます。 それが次第に広がり、骨になっていきます。 また思春期に骨が縦方向に成長する骨端軟骨と言う部分があります。 これも軟骨の成分が強く、どんどん成長を続けている部位になります。 関節部から少し骨の中心部に入ったところにあり、骨の成長過程で最後に骨化するところです。 これが骨の成長の概略です。 では骨のそれぞれの骨の成長の時期を書かさせていただきます。 上腕骨 骨化点の出現 近位部 4歳ころまで  遠位部 8~13歳ころ 骨形成完了 20歳ころ 尺骨  骨化点の出現 近位部 9~11歳ころ  遠位部 4~7歳ころ 茎状突起部 5~8歳ころ 骨形成完了 近位部 14~17歳ころ  遠位部  20~22歳ころ 橈骨  骨化点の出現 近位部  4~7歳ころ 遠位部 1~2歳ころ 茎状突起部  10~12歳ころ 骨形成完了  近位部  14~17歳ころ  遠位部 20~25歳ころ 大腿骨 骨化点の出現 骨頭部 1歳ころ 大転子部 3歳ころ 小転子部 11~12歳ころ 遠位部 胎児期 骨形成完了  近位部  17~19歳ころ  遠位部  19~20歳ころ 脛骨   骨化点の出現  近位部  1歳ころ  遠位部  2歳ころ 骨形成の完了  近位部  19~20歳ころ  遠位部  17~19歳ころ 腓骨  骨化点の出現  近位部 4歳ころ  遠位部  2歳ころ 骨形成の完了  近位部 17~20歳ころ  遠位部  16~19歳ころ 書いておいてなんですが、かなり分かりにくいものになってしまいました(+_+) ですが骨の成長においてかなり差があることはご理解いただけたのではないでしょうか。 書かさせていただいたものでいくと、20歳を過ぎても骨になりきっていないところがあるかもしれません。 実際には個人差もかなりあります。 また女性の方が成長期が早く来ますので、早く骨が完成します。 弱いところは骨折も起こしやすく、痛みも出やすいところです。 骨の成長を踏まえたうえで、よりどこをケアしていかなければいけないのか? 種目との関連もありますが、しっかりとコンディションを作っていきましょう!!

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