JR岐阜駅徒歩5分の鍼灸院

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国体結果報告 | 御挨拶

国体結果報告

こんにちは。 しとしと雨が降り、気温の上がらない日となりました。 また、国体期間中は院を留守にしまして大変ご迷惑をお掛けいたしました。 今日より通常通り再開いたしておりますので、お体気になることなどありましたらお気軽にお声かけくださいませ。 帯同いたしました、ホッケー競技岐阜県成年男子の結果をお伝えさせていただきます。 岐阜県成年男子 5位入賞 2回戦で敗れました福井県(VS 3-1)が栃木県と同点優勝となり、優勝チームに惜敗となりました。 福井県は来年に国体を控え強化が進んでいるチームです。 岐阜県はシードのため日程の都合会場入りから数日空き、福井県は初戦を突破し、会場への慣れ・試合勘と勢いをつけての対戦となり、後半になるにつれ福井県優勢の試合展開となりました。 岐阜県も着実に力をつけているだけに、展開が変われば勝ちに持ち込める可能性も十分にありました。 来年のリベンジを期待しつつ、応援・サポートを今後も続けていきたいと考えています。 他のホッケー競技の成績は、 成年女子 3位入賞 少年男子 4位入賞 少年女子 優勝   となります。 各チーム上位入賞を納める結果となりました。 ホッケーはマイナー競技ではありますが、頑張っている選手たちは有名スポーツの選手と何ら変わりありません。 環境が整っていない点を考えれば、より強い気持ちをもって取り組んでいるのではないかと思います。 機会がありましたら、ぜひホッケーを観戦していただくなど、興味を持っていただければ幸いです。 今後もこのように帯同や合宿参加などあるかもしれません。 ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

冷えが出始めるころ | 冷え性

冷えが出始めるころ

こんにちは。 昨日は気温が上がり暑いくらいでしたが、秋らしくなってきました。 夏バテされていた方は、体調も戻ってきているころと思われますが、夏を乗り切った後に季節の変わり目で体調があまりよくない方もいらっしゃいます。 最近言われるようになった秋バテになっているかもしれません。 スポーツの秋・食欲の秋、秋の過ごしやすい時期を楽しめるようにしっかりと体調管理していきましょう。 さてここのところ増えてきている愁訴で、足がつるという方が増えてきています。 また、足に冷えの感じが出てきている方もいらっしゃいます。 早い方ですと、冷えが出始めるころになってきました。 今までが暑い時期でしたので、熱を放出できるように血管拡張がおきていました。 気温が下がり、熱放出をあまりしなくても体温調整ができるようにはなってきているのですが、血管拡張したままだと、当然体は冷えていきます。 自律神経が調整してくれているのですが、気温差によりうまく体温調整がしきれていないように感じています。 そのため、末端の筋肉に硬さが出てしまい、足がつると言うことが起きていると捉えています。 まだ秋ですので、冷え性対策は早いと思われている方もお見えかもしれませんが、冷えが出る前から対策を行っていくことで冷えにくい体になり、冷えを予防・改善していくことができると考えています。 朝晩は上着を着るようになってきました。 時間帯により、体が冷やされることも考えていかなければいけない頃合いです。 体の自律神経の調整による体温調整だけでなく、うまく衣類で調整することでも冷えを予防することはできます。 ですが、体がついてきてくれなくてはより気温が下がれば当然冷えは出てしまいます。 体を改善し冷えにくい体を作っていくには、秋から冷え対策をすることは全然遅くありません。 血行を改善していくこと・基礎体温を上げること・水分代謝を促進すること、これが冷え対策には必要不可欠です。 冬に向けて冷え対策を始めていきましょう。

台風にお気を付けください | 時事

台風にお気を付けください

おはようございます。 明日からは3連休になります。 涼しく感じるようになり、朝晩は上着を着ている方も増えてきているため、いい行楽の時季となりました。 気温差により体がついていかなかったり、重だるさを感じる方も出てきていますので、体調管理しっかりとしていきましょう。 気温差以外にも注意しないといけないのが台風ですね。 18号がまさかのほぼ直角に曲がり、日本に上陸する予報が出ています。 しかも3連休を直撃となっています。 予報円がまだ広く、どこを通るかわかりませんが、真ん中を通ると岐阜も影響が強そうです。 当院は日曜・祝日も関係なくご予約を承っており、3連休にご予約をいただいている方もいらっしゃいます。 曜日や時間帯により、影響があるかどうかが異なってきますが、影響がでそうで心配と言う方は遠慮なくおっしゃってください。 日にちや時間調整などできる限り対応させていただきます。 自然にはかなわないため、台風はどうすることもできないことの一つかもしれません。 無理をして何か起きることの方がよくないですので、予約があるから言って無理はなさらないでください。

手の痺れ その2 | 症状

手の痺れ その2

こんにちは。 急に朝晩の涼しさが出てきました。 秋らしいのですが、変化が一気に出たために風邪をひかれたり、お体が上手くついていかない方も多いように感じています。 衣服でうまく調整をして、体調を崩さないようにしていきましょう。 さて前回手の痺れのことについて、総論的に書いていきました。 もう少しわかりやすくするために補足として今日は、どのように神経が走っていて、どこのポイントでどのような疾患が起こるのか、分かりやすく図でまとめていきたいと思います。 いろいろとブログの場では書かさせていただいており、すでにご説明させていただいた疾患もあります。 今回書かさせていただいて、まだ説明のできていない疾患については、日を改めてご説明させていただきます。 腕に行く神経は第1頚椎(C1)~第1胸椎(Th1)と言うことは前回書かさせていただきました。 通るところの横の赤い文字が起こり得る疾患です。 今回書かさせていただいた疾患がすべてと言うわけではないです。 また斜角筋症候群・肋鎖症候群・過外転症候群は頚肋症候群とともに胸郭出口症候群ともいわれています。 頚にも頚椎ヘルニアや頚椎症などここに書き入れていないものもまだまだあります。 そして末端の疾患になってくると、同じ領域に痺れが出ていたとしても上位のレベルで障害を受けていると言うこともあります。 余計にややこしくなってしまったかもしれませんが、腕や手に痺れを引き起こすもの物として、神経に対して絞扼を加えていくものを中心に書かさせていただきました。 すでに説明させていただいたものもありますし、まだ書いていないものもあります。 書いていないものについては後々書かさせていただきます。

手の痺れ | 症状

手の痺れ

こんにちは。 最近知ったのですが、夏休みがかなり短くなっているところもあるようです。 9月1日から2学期と言うのはもう古いみたいで、近くの高校では20日過ぎには始まっていたようです。 年々熱くなっていく中、夏休みが短くなるというのは意外でしたが、どうやらエアコンが完備されているみたいで、暑くて勉強にならないと言うことは無いみたいです。 もちろん進学校か、部活に力を入れている学校かでは、大きく異なると思いますが、夏休みの捉え方も変わってきているのかもしれません。 変わってきていると言えば、肩こりを気にされている方の中で、手の痺れなどの違和感を持つ方の割合も増えてきているように思います。 当院は肩こりの施術の際には頚にも注目しており、頚の筋肉の硬さや関節の動きの悪い方が多くお見えです。 詳しく聞いていくと、時折手に痺れを感じたり、腕がだるくなることがあると言われる方がお見えです。 神経痛までいかなくとも、手に痺れが出ると言うことは、神経に対して圧迫やら絞扼が起きている可能性もあります。 そこで今日は、腕の痺れについて大きく説明させていただきます。 詳しくはまた一つ一つ説明させていただき、当院の考える治療の方向性も併せて書いていこうと考えております。 腕の痺れの大元はやはり頸になります。 腕に行く神経は頚で脊髄から分岐し、腕に向かっていくのですが、その際に頚神経叢と腕神経叢にわかれます。 この2つの違いは、神経の出る高さの違いで、C1~C4(第1頚椎から第4頚椎)を頚神経叢、C5~Th1(第5頚椎から第1胸椎)が腕神経叢となります。 腕となると多くが腕神経叢からの分岐であり、頚神経叢からの分岐は頭や頚肩までとなります。 頚神経叢からの分岐で後頭部へと走行する小後頭神経があり、後頭部の頭痛などと関係の深い神経になります。 二の腕の前側から腕神経叢からの分岐のエリアとなり、順番に前腕の親指側から第1~2指、第3指、第4~5指から前腕の小指側、上腕の小指側と神経の支配領域が並んでいます。 全て腕神経叢からの分岐となります。 どこが痺れているかにより、どの神経の影響を受けているかを大まかに知ることができます。 手に置いては少し複雑に支配領域が分かれていますので、それぞれの神経を説明させていただくときに書かさせていただきます。 痺れは神経の影響ですし、腕となると頚椎からの分岐がほとんどです。 また痺れなどを誘発するポイントは頚・肩・上腕・肘・手首などそれぞれに存在します。 どこに症状がでていて、どこのポイントで痺れや痛みを誘発するかをしっかりと見極めることで、神経の絞扼や圧迫を取り除くことができ、腕の違和感の改善へとつながります。 単なる肩こりの影響だけではないこともありますので、気を付けていきましょう。

今年は冷夏 | 時事

今年は冷夏

おはようございます。 今朝はスーツ姿の方を多く見かけましたので、お盆休みも終わり、今日から滋賀と再会の方が多いと思います。 皆さん、お休みの間は有意義に過ごせたでしょうか? 今年は日照が少ない地域も多く、暑すぎると言うことは少なかったかもしれません。 夏休みはまだ2週間ほどありますので、天気が良くなり、いい夏の思い出となるといいですね。 当院はお盆期間中休みを取りませんでした。 来週に振替させていただき、来週は火曜・水曜と連休となります。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。 さて話を冷夏に戻しますと、特に関東から東北にかけての太平洋側の日照不足の原因は「やませ」によるものだそうです。 北海道・東北・関東に吹く北東からの風のことで、冷たい湿った風となります。 湿った風ですので雲を発生させやすく、曇りや雨をもたらします。 農作物への影響も心配されていますので、晴れ間が戻ってきてほしいものです。 残暑が残るという予測もされていますので、今の時期より9月の方がもしかすると暑く感じるかもしれません。 8月を挟み、梅雨時期と残暑の方が暑いとは変わった気候です。 暑さがぶり返すことで、秋バテの症状が出ることも考えられますので、今後も体調管理しっかりとしていきましょう。

夏の疲れ 血液ドロドロ | 時事

夏の疲れ 血液ドロドロ

おはようございます。 明日が山の日になりますので、明日からお盆休みになる方々も多いと思います。 以前にも書かさせていただきましたが、当院は21日まで休まず、ご予約を承ります。 22日(火)23日(水)と連休をとらさせていただきますので、お間違えの無いようによろしくお願いいたします。 さて夏の暑い日が続いています。 熱中症対策として、水分を多くとることは皆さん気にされていることと思います。 ですが、夜に足がつったり、体がだるく感じることはないでしょうか? 疲れが溜まって起きることのために、起きてしまうことは仕方のないことでもあります。 ですが、汗を多くかくことで、血液がドロドロになり、引き起こされている可能性もあるのです。 こまめに水分をとっても、汗として体外に出てしまえば、当然体内の水分量は減ってしまいます。 ましてやナトリウムの補給のために、塩飴をなめたり、スポーツ飲料を飲んだりされていますと、血液の濃度よりも濃いものを摂取していることもあり、どんどんと血液を濃くしてしまっているかもしれません。 女性であればむくみとして感じられることもあります。 暑いためにビールも進むと思います。 食事も味の濃いものの方が食べやすくなると、当然体内のナトリウム濃度はどんどん高くなります。 濃度の濃くなった血液は循環が悪くなるために、疲れやすくなってしまいます。 夏は暑く、疲れやすい時期ですが、血液循環を良くすることで疲れにくくできます。 サラサラの血液であれば、足もつりにくく、細胞と血液内の浸透圧が同じであればむくみも起きにくくなります。 スポーツの現場では、水分補給の飲料をスポーツ飲料と水を混ぜて、薄めることもしています。 最も吸収されやすいとされる生理食塩水濃度は0.9%です。 ジュース類はこの濃度を大きく超えています。 また体を冷やすことと同時に多くの糖質を吸収してしまうために、血糖値が下がらず空腹感がわきにくくなります。 当然お腹が減らないために、食欲を減退させることにつながります。 水・お茶・スポーツ飲料で、水分を摂取していかなければ、血液をドロドロにしていき、より疲れやすくなってしまいます。 スポーツ飲料を薄める理由は、スポーツ飲料でも糖質が高いためです。 飲んだ後に口がねばねばした経験はないでしょうか。 この場合はスポーツ飲料でも糖質が高く、水などを合わせて飲むことで、血液が濃くなることを防ぐことができます。 水ばかりではナトリウムが失われていきますので、水やお茶とスポーツ飲料をうまく組み合わせて水分補給を行っていきましょう。 お盆は暑い中で動くことも増えると思います。 楽しくお盆を過ごせるように気を付けていきましょう。  

手首の痛み TFCC損傷 | 症状

手首の痛み TFCC損傷

こんにちは。 連日暑い日が続いています。 冷たいものがほしくなりますが、体の冷やしすぎは食欲低下をもたらし、エネルギー不足になりかねません。 冷たいものの取りすぎには注意していきましょう。 以前腱鞘炎のことについては書かさせていただきました。 手首の痛みは気にされている方も多く、当院でも他の部位と一緒に気になるところとして言われることも多いです。 そこで手首の痛みで、スポーツと関連の高いTFCC損傷について今日は書かさせていただきます。 TFCC損傷とは、三角線維軟骨複合体損傷のことです。 手首の小指側が痛み、フライパンを持つと痛みが出たり、ドアノブをまわす時に痛みが出ます。 手首に痛みが出ているので、腱鞘炎と勘違いされてしまうこともありますが、TFCC損傷は軟骨や靭帯の損傷に伴う痛みです。 TFCCを構成しているのは、関節円板を中心に周りの靭帯の複合体のことです。 尺骨三角骨靭帯・尺骨月状骨靭帯・掌側橈尺靭帯・背側橈尺靭帯・尺側側副靭帯・三角靭帯と6つの靭帯があり、それぞれに役割を担っています。 小指側にはTFCCがありますが、親指側は骨と骨で関節が作られており、関節軟骨は存在しません。 その為、手首を小指側に傾ける動作が多かったり、小指側に傾けた状態で手首を捻ることが多いと痛めることが多いです。 ラケットを使うスポーツを行う方に多く見られることも特徴です。 手首を小指側に傾けたときにTFCCには圧力が加わっています。 繰り返される圧力により、微細な損傷は引き起こされます。 TFCC損傷の方は手首を小指側に倒し、軸圧をかけると痛みが誘発されます。 また小指側に倒し、手首を捻ることでも痛みの出現も見られ、TFCC損傷が疑わしいかどうか鑑別方法として用いています。 手首をよく使うために、肘から先の筋肉の張りが強くでていることも見受けられます。 より関節に圧力をかけてしまうことにつながるため、当院ではTFCC損傷が疑われる方には手首だけでなく前腕部から対応をさせていただいています。 効果的なツボとしてよく用いさせていただくのが、少海(ショウカイ)と陽谷(ヨウコク)です。 少海は、前腕の屈筋を弛緩させるために有効と考えているツボで、肘の内側上顆と肘頭の間にとります。 陽谷は、手首にあり、尺骨茎状突起の遠位端・陥凹部にあるツボです。 患部とほぼ同じところで、痛いところに直接鍼をうつことにはなりますが、関節部の負担の軽減につながります。 この2穴以外にも硬さの強く出ている筋肉や、手首の動きの改善につながるツボを用いさせていただいています。 手首を動かしたときに痛みが出る、痛みが出てから長引いているなど、手首の小指側の痛みはTFCC損傷が引き起こしているかもしれません。

冷房病 | 肩こり

冷房病

おはようございます。 昨日岐阜でも大雨となり、お隣愛知県では犬山市で川の氾濫も起きました。 今月に入り、九州北部豪雨と大雨が続いております。 被災地の方々、関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 昨日とは打って変わって、今日は日差しが強く熱くなりそうです。 3連休で、プールに行くにはもってこいの日となりました。 これだけ暑いと冷房もフル稼働していると思います。 冷房を使い始めてから、体調がすぐれない、肩こり・頭痛がするなどの症状がある方が増えているように感じます。 冷房を使うことにより出る体の不調は、冷房病またはクーラー病と言われ、多くなってきているとされています。 外気温が高くなることにより、冷房の効いた室内との気温差が大きくなってきていることが原因の一つとされています。 人の持つ体温調整機能や恒常性機能が上手く働かなくなり、自律神経の乱れを引き起こしてしまっているのです。 特に冷房の効いた部屋の中では、体が冷やされることにより末梢の血流の減少・深部体温の低下を引き起こしてしまいます。 末梢血流が低下すると言うことは、筋疲労が蓄積されやすくなります。 蓄積した筋疲労が筋肉を硬くし、肩こりや腰痛などを引き起こしていきます。 肩こり・腰痛だけでなく、血流が悪くなることで食欲不振など夏バテの様々な症状が出ます。 暑いのを我慢することはいいことではありませんが、冷房の効かせすぎも体にとって負担になることもあります。 暑い季節に冷えを感じると言うことは本来ないことのはずです。 ご自身の体の働きを良くし、体の不調を改善していきましょう。 冷房病の方ににお勧めのツボが、気海(キカイ)です。 臍の下指2本分(1,5寸)のところに位置し、下腹部の冷えに対して効果があります。 下腹部が温まることで、内臓に熱を持たせることができます。 全身の冷えにも効果があり、冷房により冷えた体を温めてくれます。 また臍の神闕(シンケツ)と言うツボも近くにあるために、消化器系の改善・全身倦怠感の改善にも役立ってくれると考えています。 これから夏休みに入ります。 お子さんが家にずっといると言うことも増えるかもしれません。 一日中冷房により、体を冷やし続けてしまうことになるかもしれません。 外に出たときに暑さに負けてしまうことになるかもしれませんし、冷房病に知らず知らずなっているかもしれません。 暑い夏の本番は始まったばかりです。 夏をしっかりと乗り切れるように、冷房病には気を付けていきましょう。

暑さ対策 暑熱順化 | 時事

暑さ対策 暑熱順化

こんにちは。 台風が過ぎ去って暑くなりました。 いつ梅雨が明けてもおかしくないように思ってしまいます。 暑さの本番がやってきましたので、熱中症にはくれぐれも注意していきましょう。 そこで今日は暑さに負けない体にしていくために「暑熱順化」について書いていきます。 ここ数年は猛暑から酷暑と言われるようになり、暑熱順化と言う言葉も夏前からよく聞かれるようになってきました。 単純に言ってしまえば、だんだんと暑さになじんでいくと言うことが、暑熱順化です。 少しずつ熱くなっていってくれれば自然と体も慣れていっていたのですが、今日に熱くなることも珍しくなくなってきました。 また現代は暑くなると冷房を使います。 屋内では熱いと感じることが減ってしまったために、暑さにうまく体を馴染ませることが必要になってきたのかもしれません。 そもそも熱い時に体の熱を下げる方法は2つ体に備わっています。 皮膚血流反応と発汗反応です。 皮膚血流反応とは、皮膚の血流を増やすことで、皮膚から熱を放出する仕組みのことです。 発刊反応は皆さんご存知の通り、汗をかくことで気化熱が生じ、熱放散をする仕組みです。 この2つの反応で、体の余分な熱を下げてくれているのです。 この2つの仕組みをうまく働かせることで、暑さに慣れていくことが暑熱順化となります。 皮膚血流反応・発刊反応ともに、働かせることで機能を向上させることができます。 効果としては汗のかき始めが早くなる、多くの汗を書けるようになります。 普段から汗をかくことをしていないと、当然皮膚血流反応も発汗反応も働きません。 汗をかくことは気持ちの悪いことかもしれませんが、意図して汗をかくことで反応を高めることができます。 またいい汗と悪い汗と言われることもあります。 べたべたとした汗は悪い汗と言われ、水分と一緒にナトリウムも体外へ出て行ってしまっているためです。 熱中症対策に塩分が必要なのは、失われたナトリウムを吸収するためです。 ナトリウムが少なくなることで浸透圧が変わり、つりやすくなったり食欲不振・嘔吐・脱水などにもつながります。 反応を高めていくことで、汗として体外へ出ていく前にナトリウムを再吸収できるようになり、脱水や熱中症のリスクを減らすことにつながります。 冷房の効いた部屋にばかりいては、自ら熱中症になりやすくしてしまいます。 少しの時間でも屋外で汗をかくことをしていくことで、2つの反応を働かせることができますので、なるべく涼しい部屋に居続けることは控えていきましょう。 もちろん有酸素運動を取り入れることで、より汗をかくことができます。 暑さに慣れている方であれば運動もおすすめしますが、暑熱順化をし始めた方は、体がついてこない可能性もありますので、くれぐれも無理はなさらないようにしてください。 また暑熱順化を行っても、しばらく何もしないと元に戻ってしまいます。 一度すればいいというものではありませんので、今年の夏をしっかりと乗り切るために夏の間しっかりと暑熱順化を行い続けることも必要です。 理想は一年を通して体を動かし、皮膚血流反応・発汗反応を落とさないようにしていくことが望ましいです。 体育会系の部活の学生が暑さに強いのは、高温の環境下で運動をし、汗を大量にかける体になっているからです。 そこまでいかなくても、しっかりと汗をかける体にしていくことで暑さに負けない体にしていくことができます。 もうすぐ夏休みです。 お子さんと一緒に外に出る機会も多くなることと思います。 親さんの方がバテてはいけませんので、今の内から体を暑さになじませていきましょう。 くれぐれも無理はなさらず、こまめな水分補給とともに暑熱順化を行ってください。

股関節 恥骨結合炎 | 症状

股関節 恥骨結合炎

こんにちは。 今週の金曜・土曜は合宿に参加のために臨時休診となります。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 合宿に参加と言うことで今日はスポーツに多い疾患について書かさせていただきます。 股関節も途中になっていましたので、股関節でスポーツとの関連の深い恥骨結合炎について今日は書いていきます。 まず恥骨の位置ですが、体の正中、骨盤の前面の低いところに位置し、左右1対あり、恥骨同士が合わさるところを恥骨結合といい、恥骨間円板という軟骨性の線維でつながっています。 恥骨には、腹直筋や内転筋、恥骨筋など多くの筋肉が付着しています。 運動負荷により、結合部の軟骨に炎症が起きてしまうと、恥骨結合炎になります。 多くはランニングやキックの動作の繰り返しによって痛みが出ます。 結合部で炎症が起きているため、痛みのポイントとしては恥骨部に痛みが出ることが多いですが、痛みが長引いて慢性化していくと、鼠径部に痛みが出るようになっていきます。 以前書かさせていただいたグロインペイン(鼠径周辺部痛症候群)と同じように連動性・協調性・筋力低下が痛みの原因となるため、恥骨結合炎もグロインペインに含まれると考えることもできます。 恥骨結合炎は股関節の運動に伴う筋肉の柔軟性の改善、連動性・協調性をたかめることで痛みが改善していきます。 炎症が強く動かして痛みが出る場合には、まずは安静にすることが必要になり、動きの悪くなっている筋肉、硬さの出ている筋肉を見極めていく大切になります。 体幹から下肢にかけてバランスを良くしていくこと、しっかりと使えるようにしていくことで、痛みの改善を行いましょう。

シミ対策 | 美容

シミ対策

おはようございます。 梅雨とは思えないカラッとしたいい陽気が続いてくれています。 水不足が心配な地域もありますので、ほどよく雨が降り、ほどよく晴れになってほしいものです。 さていい天気が続くと言うことは紫外線も多くなってきています。 明るい時間もかなり長くなってきていますので、紫外線に当たることも多くなっています。 もちろん紫外線対策はされていると思いますが、紫外線によりシミができやすくなりますので、気を付けていきましょう! すでにご存知かもしれませんが、紫外線によりなぜシミができるのか? 紫外線が当たることにより、皮膚の細胞の核が壊されてしまいます。 壊されないように守るための働きであり、肌を黒くすることにより、紫外線を肌の内部までとどかないようにしてくれているのです。 皮膚の一番下の基底層にあるメラノサイトがメラニンという色素を作ります。 メラニン色素が過剰に作られ、皮膚内に残ってしまうとシミになります。 対策としては紫外線を浴びないことが第1にはなります。 ですが、外に出て紫外線を浴びないということはほぼ不可能なことです。 もちろん日焼け止めなどで紫外線の量を減らすことはできますが、ゼロにはなりません。 そこでシミを作らないために大事なことがターンオーバーを促進していくことです。 ターンオーバーとは皮膚代謝のことで、皮膚は外的刺激から身を守るためにあり、常に新しい細胞が下からできてきています。 古い細胞は角質となり剥がれ落ちていくのですが、肌にダメージを受けるとこのサイクルが乱れたり、遅くなっていきます。 遅くなると言うことは、より多くの紫外線を浴びることになり、メラニン色素が増えてしまいます。 ですので、ターンオーバーを活発にすることは、皮膚の中にメラニン色素をためない方法となり、シミ対策として有効な方法となるわけです。 鍼をすることにより、血管拡張作用があります。 血管が拡張すると言うことは、細胞に血液が多く運ばれ代謝が促されます。 お顔に施術する美容鍼はリフトアップ効果はもちろん、肌の代謝も高めてくれます。 夏本番に向けて、今の時期から紫外線対策をしていきましょう。 シミやたるみの気になる方は美容鍼を試されてみてはいかがでしょうか?

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